温かいスープには出会わなかったパリ

「旅にも疲れてきたな……」そう思わせたのは、暗く、雨が降り、肌寒い11月下旬のパリでした。

中学か高校の時の授業で読まされた小論文に、このようなくだりがあったことを思い出しました。

「パリで貧乏生活を送っていた日本人の私に、暖かなオニオングラタンスープをふるまってくれたフランス人女性がいました。パリでの生活は厳しいものでしたが、オニオングラタンスープをふるまってくれたそのたった一人の女性のおかげで、私がフランスを嫌いになることはないでしょう……」

もちろん私たちの短いパリ滞在中に、オニオンスープをふるまってくれる女性は現れませんでした。物価が高く、フランスパンをパン屋さんで、クリームチーズをスーパーで買って食べている生活です。米と野菜が食べたいよ。

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airbnbというホテルより安く一般の家庭に泊まることが出来る仕組みを利用して、パリ郊外に宿泊していたのですが、その家では晩ご飯のサービスを一人10ユーロ(当時1400円)で行っていました。それは周辺のレストランと比較すると親切な価格帯だったと思います。

ある日フランスパンを買いそびれてしまい、仕方なく宿で晩ご飯を注文するとこんなディナーが出てきました。

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チーズを溶かして肉と一緒に食べるというもの。フランスでは、冬を前に、風邪を引かない体作りのために食べる食事だとか。日本では食べたことが無いチーズや燻製肉、パンとワイン。

1年半の旅がいきなり長く感じました。

 

*小論文は「温かいスープ(今道友信)」だったようです。

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